一発試験について、合格率が低く難しいという印象のためインターネットでたくさん調べたのですが、なんせ受験者が少ないためか情報がない!!!!!あっても古いのが多い!!!
ということで、少しでも参考になりそうなサイトや自分が感じたコース所感などを書いていきたいと思います。
二俣川試験のコース所感
二俣川免許センターでの各コースで私が実際教習中に注意されたところや技能試験の予習をした時のメモです。実際に試験を受ける際は教習所に入って教えてもらうのが一番だと思いますが、復習の際の何かのヒントになれば幸いです。
Aコース
Aコースは試験場から二俣川駅方面に進み、線路の反対側のエリアに進み、緑園4丁目エリアまで行くコースです。制限速度が30km/h→50km/h→30km/h→40km/h→50km/hと入り乱れているので、コース図を眺めながら、どのエリアで制限速度が変わるかを理解しておく必要があります。
二俣川駅周辺では2車線道路がありますが、右折して二俣川駅周辺に入る瞬間に路駐がいたら右車線→左折前で左車線に車線変更、いなかったら左車線に入って進むと割とシンプルなのでCコースに比べ車線変更のが楽な印象がありました。
二俣川の線路を超えた後の道路の右折の際は、一方通行なので左から来る車はいませんが、右からは直進してくる車がいるので気を付ける必要があります。(↓の場所です)
県営住宅南側の信号をすぎたあたりの緩く長い下り坂はギアをセカンドに入れる必要があります。
Bコース
Bコースは、A/B/Cコースの中で一番難しいなと感じたコースです。緑園4丁目エリアからスタートし、緑園都市駅廻りをうろついて、旭区柏町付近が終了地点のコースです。
このコースも制限速度が30,40,50kmの道を行き来するので、どの道の角を曲がったら制限速度が変わるかを覚えておく必要があります。
緑園都市駅前の信号がない横断歩道は、駅前なので交通量が多く歩行者の見落としにより一層気を付ける、子易川湧水池付近の下り坂でギアをセカンドに入れる、緑園東小付近では小学生の登下校時間帯に重なると不意な飛び出しがあるかもしれないので注意する、さきほどの小学校をすぎた後の信号を右折する際の歩行者への注意、コースの最後から2つ目の信号での坂道発進、終了地点での車を停止可能場所が狭いのでどこで車を止めるかあらかじめ考えておく必要があります。
Cコース
Cコースは旭区柏町から万騎が原エリアをうろついて、Aコースの逆の道を通りながら試験場に戻るコースです。
気を付けるポイントとしては開始早々の左折が一時停止はないが視界が悪いので気を付けて入る必要がある、ギアをセカンドに入れる場所、(二俣川駅近くの)坂で渋滞していたら坂道発進で進む場所、線路超えた後すぐの右折待ち信号での右折待ちの仕方、右折した後の路駐を避けながらの車線変更、二俣川駅周辺での信号のない横断歩道での歩行者への注意などがあります。
Dコース
Dコースは試験場を出て、産業技術短期大学の前を通り、、ニュータウン通り、金が谷道を経由し旭区笹野台付近まで行くコースです。
制限速度は、試験場通りの40km/hのところ以外は30km/hなので制限速度は単純です。(試験場通りの道も試験走行の範囲なので40kmギリギリまでだそうと頑張らなくても大丈夫だと思います)
産業技術短期大学前の坂と今宿郵便局を過ぎた後の坂でギアをセカンドに入れる、見通しの悪い交差点がたくさんあるのでカーブミラー・目視どちらも使いながら安全確認をちゃんとして道を右左折する、坂道発進のポイントを覚えておく必要があります。(Dコースは一時停止のところが坂道発進の場所なので必ず坂道発進が出てきます)
↓坂道発進の一時停止場所です
Eコース
Eコースは三ツ境駅周辺からDコースの逆(ところどころDコースとは異なる道を通る)の道を進みながら、二俣川免許センターに戻るコースです。
Dコース同様、見通しの悪い道での右左折や、ギアをセカンドに入れる部分、坂道発進をするポイント等があります。Eコースは信号のタイミングによって難しさが左右される部分や、車・人通りの多い道での右折回数がDコースよりも多いので個人的には難しさを感じました。
また、停止課題の位置も難しい。私が教習所で模擬練習をしていた際は、坂の頂上を過ぎたかなと思ったタイミングで停止したら、まだ停止が足りないと言われ、実際に試験を受けた時は坂の中腹をすぎて行き過ぎて停止した方がバスの対向車妨害になってそうな場所に停めていたということがありました。
Fコース
FコースはDコースの途中から左折し、旭中周辺を周回し、下井川第245線に合流したら残りのルートはEコースと同じです。
他のコースと比べて、Fコース固有の特段目立った特徴はなく、D,Eコースとラップする部分の特徴を覚えておけば、それ以外は通常の安全確認等ができれば特段奇をてらうようなポイントはないと感じました。
二俣川の試験での特徴
個人的に二俣川で試験を受けるにあたって、特徴的に感じた部分を紹介します。
坂道発進
二俣川試験のコースは、坂道発進を使用する部分があります。
周囲の人に通常AT車で坂道発進は使わないよ?とびっくりされたのですが、試験車の場合、試験時に後ろに人が乗っているため、後ろが重くなるり、急な坂で停止する場合は坂道発進を使用するのがベターということでした。
私は高速教習を受けた時に、同じグループだった人や教官に坂道発進を使用するポイントを教えてもらい、その部分を暗記しましたが、暗記しなくても下がりそうな坂はとりあえずサイドブレーキを引いて坂道発進をするでいいと思います。(実際に自分が試験を受けた時は、教習所で一度もいわれたことないゆるい坂で坂道発進している人がおりその人は合格していました。)
ギアをセカンドに入れる
緩い下り坂が続く部分ではギアをセカンドに入れます。高速教習で同じグループだった人が、指導員の人に制限速度を超えなければギアをセカンドに入れなくてもいいですか?という質問をしていました。それに対する指導員の答えとしては、「試験官としてはここでギアをセカンドに入れてほしいというポイントがある。過去に生徒でギアをセカンドに入れ忘れて減点されていた子がいたから、セカンドに入れた方がよい」ということを言ってました。
確かに、制限速度を超えなかったとしても、セカンドに入れてエンジンブレーキをいれるのはフェード現象の回避という点で有効なので入れておいた方がいいなと個人的に感じ、試験中も自分もセカンドに入れる、坂が終わったタイミングでギアを戻すのを忘れないようにするといったことを心がけるようにしました。
見通しの悪い交差点の右左折
二俣川は坂が多い地域のため、必然的に見通しの悪い交差点が多発しています。見通しの悪い交差点を右左折する際は、必ずミラー・目視を併用して確認するようにしました。ミラーも場所によっては本当に見にくいので、少しずつ車を出しながら目視で確認し安全が確認できたら右左折をスムーズに行います。
路線バス・路駐
コース内には路線バスや路駐の車があり、かなりの確率で追い越しを行う機会がやってきます。実際に教習していても、8割くらいの確率で追い越し操作を行い、試験中の本番も自分を含めて4人と同乗したのですが4人とも追い越しが必要なタイミングがありました。
今まで運転していた時は初心者マークをつけていたのに甘えて、追い越しが必要なタイミングでは後ろで無理せずに待っておくということが選べたのですが試験ではそうは行きません。
このため、追い越しができないタイミングだったら、試験官にどう考えて追い越しができないか説明できるようにしておく、追い越しができるんだったら安全確認をしっかりして追い越しを行うということを前日試験の対策の時にイメトレしました。
また、教習中に二俣川駅周辺の路駐を避けた際に、追い越しで障害物をよけるのに意識が持って行かれて、反対車線から渡ろうとしていた歩行者を見落としかけてブレーキを踏まれたことがあったので、追い越しする際は周囲の追い越す車側だけでなく反対車線も含めた全体的な周囲の安全確認を見るという視点を忘れないように心掛けました。
狭路での方向転換
Youtubeで方向転換のやり方を見たのですが、多くの場合真っすぐ前に進んでから方向転換する方法でした。実際、昔免許取った時もその方法で習った記憶があるのですが、二俣川の教習所では、斜めに前に出してから方向転換をする方法を教えてもらいYoutubeのやり方と違うな~と思ってました。
二俣川での一発試験について解説している他サイトによると、二俣川免許センターは方向転換のスペースが狭く、車を斜めにして方向転換をする必要があるとのことでした。
実際、試験前に試験の注意点を解説する時間の時にも試験官が「方向転換で車を入れにくい場合は車を斜めにして入れても大丈夫です」という解説がわざわざあったくらいなので、斜めにしていれるのがほぼデフォルトなのかな?と思います。
どのコースがでやすいか?
二俣川の一発免許試験については、インターネットではDEコースが出やすいという噂がありますが、個人的にもその噂は合ってるのではないかな?と思います。
高速教習の際に、指導員に質問をしている人がいたのですが、1割ぐらいの確率でDEFコースの方が多いかな?というような話でした。個人的にはネットで実際のブログ書いている人はD/E/Fの方ばかりでA/B/Cコースを受けたという書き込みを見たことなかった&免許センターのコース掲示板のBコースが若干破れており全体像が見えなかったのでABCコースは出ないものだと思っていたのでかなりびっくりしました。
ここからは、自分の勝手な感想なので間違っているかもしれませんが、仮にD/E/Fコースの確率がかなり高かったとしても教習所の指導員は教えることはできないと思います。(教習所としてはA/B/Cコース対策も受講してくれた方が儲かる&教習所が免許センターのお膝元的な位置なのでそういう裏情報を教えていたら免許センターに多分怒られるんじゃないかな?と思います。)
私は週初めの午後に試験を受けたのですが、土日と連続していたので、会社員でも比較的休みを取る人が多いのか、免許センターは混雑していました。免許センターには運転して通常の免許更新に来る人もいるため、二俣川駅前はかなり車で混雑していました。
二俣川駅付近が渋滞する≒試験を効率的に行えない≒必然的にD/E/Fが多くなるといったようなことが起きるのではないかな?と感じました。(あくまで個人の感想です)
もし、このブログを読んで実際に試験を受けた方がいたら、実際に試験を受けた曜日・時間帯とコースをコメントに書き込んでもらえると嬉しいです。個人的にすごく興味があります。
参考にしたサイト
実際に一発試験を受けるにあたって参考になったサイトを紹介します。
二俣川で試験を5回受けた方のブログで、たくさん挑戦してる分、思考が整理されており、一発試験で注意しないといけないことが短的にまとめられていました。試験前や教習所に行く前にこの方のブログを参考にして、試験で見られるポイントを気を付けるようにしました。
かなり前に書かれた方のブログですが、教習の様子なども細かく記されており、読み物として面白かったです。一発試験については、多くの場合記事が1~5記事程度の方が多いのですが、この方のサイトは多くの記事があって、一発試験の知識について右も左もわからない時に読み、雰囲気などをつかむことができました。
二俣川で一発試験を受けるにあたって、総合的にまとめられているサイトです。このサイトの掲示板には実際に試験を受けた方の情報が数多く書き込まれていたので試験の様子について雰囲気を感じ取ることができとても参考になりました。
D/Eコースの気を付けるべきポイントが地図とともに紹介されていて勉強になりました。教習だと運転に意識が取られて地理感もないため、場所ごとの注意点が覚えられなかったのですが、このサイトで復習や予習もかねて勉強させていただきました。
エブリスタという小説サイトで投稿されている花谷休海さんの一発試験体験記。ペーパードライバーで一発試験とった方の情報がネットでなくて不安だったのですがこの方の体験記をみて頑張ろうという気持ちになれました。また、スターを付けて読むことができる路上試験編ではA/B/Cコースについても注意点が詳しくのっており参考になりました。投稿も2024年のため、最新の一発試験の様子を知ることができて個人的に一番試験前に読み込んだ記事です。
埼玉県の一発試験を受けた方のブログ記事。めちゃくちゃ面白いブログで、一発試験で緊張を感じている方に読んで貰いたいです。
個人的な感想になりますが、この方のブログを読む限り、神奈川県は埼玉県と比べて試験官の威圧感は少ないと思います。(緊張感のある雰囲気はあるにはあるのですが、少なくとも無駄な圧力をかけてやろうという感じではなかったです。)
参考にした動画
一発試験を受けるにあたって参考にした動画を紹介します。
安全確認をしながらのスムーズな運転
試験で求められる安全確認をしながらのスムーズな運転が行われている動画です。自分で運転する時は右左折の際の3点確認がもたつきがちになったり、逆に素早く使用とすると雑になったりしてしまったのでこの動画をみてスムーズな安全確認のお手本にしました。
試験の安全確認の項目を解説してくれる動画
安全確認が必要ということは分かっていても、どういう際に減点されるのかということをあまり自分の中で整理できていなかったので参考になった動画です。
路上停止課題の参考にした動画
路上停止課題の駐停車禁止場所についてまとめられていたり、駐停車位置についての解説をしてくれている動画です。
幅寄せの方法
右に寄せる場合の幅寄せと左に寄せる場合の幅寄せが短的にまとまっていてわかりやすい動画でした。
バスの追い越し
追い越しの時にどうしても恐怖感を感じてしまったのでタイミングや考え方を参考にさせていただきました。(ただ、この動画内での最初の方の運転は一時停止の標識でちゃんと止まってないので、標識がある場所での一時停止は参考にしたら危険なので気を付けるようにしてください)
方向変換
一般の方向変換の動画は車を平行に停止させてからバックを始める動画が多いため以下の動画を参考に斜めバックでの方向転換の勉強をしました。(ただ、前に進める時のハンドルは教習所で全切で教わったので、私は1回転ではなく全回転で車を斜めにするようにしました)
Google earthでの比較なので誤差はあると思いますが、上記画像のように免許センターの方向転換のスペースは結構狭いです。YOUTUBE動画よりも厳しい条件になると思いますので、気持ち前に出すくらいの意識があるといいかもしれません。(実際に私は試験で前に出すのが足りなくて2回切り返しを行いました)
自分が試験前に注意したこと
実際に自分が試験を受ける前に注意した項目をまとめます。
3点確認
右左折の際にルームミラー→指示器→サイドミラー→目視という順番で確認が必要となります。
最初はこの部分を意識して丁寧にするようにしていたのですが、教習を重ねていくと一連の動作が雑になってきたり、ルームミラーやサイドミラーをちゃんと見てなくてもばれないことがあったのでだんだんとおざなりになっていました。
ただ、無駄な減点は避けたい&4回目の教習の時に注意されたので、本番前は一度原点に立ち返ってルームミラー→指示器→サイドミラー→目視を丁寧に行うようにしました。
メリハリをつけた運転
普段ペーパードライバーのため、どうしても制限速度に乗るまでのスピード&停止するまでのスピードがタラタラとしてしまいました。制限速度にノルマではアクセルをむやみに緩めない、ブレーキもダラダラと掛けないということを気を付けました。
曲がる時やカーブでは減速
すべての角での3点確認を行いながらの運転に慣れてくると、どうしてもゆっくり曲がれば大丈夫と思ってしまいがちになってましたが、曲がるときの速度は徐行、具体的にいうと10km以下で曲がる必要があります。
歩行者に注意
歩行者に注意しようという意識はあっても、曲がる瞬間や障害物をよける瞬間など他のことに注意が行くと反対車線の歩行者に意識が向かなくなりがちでした。このため、何かに意識をとられていても周囲の安全確認は俯瞰的にみれるように意識的に思い出すように心掛けました。
また、歩行者がいる際に車を止めるか止めないかについての判断ですが、横断歩行を渡ろうとしている歩行者がいる場合は必ず止まる必要があります。一方で横断歩道でないところを渡ろうというとしている歩行者がいる場合は、(危険予知講習の際の車の中の雑談で聞いた話ですが)無暗に止まってはいけないそうです。(当たり前ですが止まらなくて事故が起きそうな場合は止めないといけません)
横断歩道でないところで渡りたそうにしている歩行者に配慮して車を止める→止まった車を追い越そうとしている車から歩行者が見えなく危険&反対車線の車に対しても危険、という事態になります。善意で車を止めたことにより、無駄に危険な状態を引き起こしてしまうため、横断歩道でない場所を渡ろうとしている歩行者に配慮で車を止めることは危険な行為になるそうです。
細い道での右折はほんの少し右寄り
右折する際に中央線がない道路の場合、右寄りに行きすぎて「寄りすぎ」と教習中に何回か注意されました。このため、中央線がない場所での右折の際はほんの少し寄せるくらいであまり右に寄りすぎないように注意しました。
一時停止ちゃんと止まる
普段運転慣れしていないことが大きな要因だと思うのですが、一時停止を見落としがちになることがありました。細い道から大きい道に入る際はほぼ一時停止があると思い気を付けるようにする、一時停止する際もひと呼吸する(&勝手に自分が落ち着く時間にして冷静な状態で安全確認動作に移る)ということを気を付けました。
交差点の右折の仕方
交差点の右折は馴れてくるとついついショートカット右折に無意識になってしまっていたので曲がる際のハンドルを曲げ始める位置と右折先の中央線の位置を丁寧に確認するようにしました。
障害物をよける時はちゃんと間隔あける
障害物をよけて反対車線に出る際に、恐怖感があり障害物に近くなりすぎるというのを教習所で何回か注意されました。
自分がなぜ障害物をよける際に恐怖感を覚えるのか?ということを考えた時に反対車線の車にぶつかるのが怖いという気持ちがありました。
1回反対車線に出てしまったら、いくら左によっても(反対車線の車の)危険度はあまり変わらないな…逆に自分が障害物に近くよるだけで危険度はむしろ上がってるな…と考えなおし、避ける際は思いっきり避ける、大事なのはよける際のタイミングや安全確認の方だということを意識するようにしました。