運転免許証がいつのまにか失効してたーーーーー!!!!!

ということで、ペーパードライバーの私が免許証失効→一発試験場といわれる二俣川免許センターで免許証を再取得してきたので、その体験記を書きたいと思います。

同じような方々の参考に少しでもなれば幸いです。

免許証失効に気づく…6か月以上1年未満の場合は?

2024年のとある日、1年ぶりくらいに運転しようと思い、そういえば免許証の期限大丈夫だっけ?とおもい確認してみるとそこには令和5年〇月まで有効の文字が……

令和5年ってまだすぎてないよね?と思いGoogle先生に「令和5年 いつ」という検索ワードで検索してみると……2023年!?えーーーーーーーーーー!!!!期限きれてる!!!!!

とんでもないことに気づいてしまいました…

免許証失効というのはインターネットとか漫画の中の世界の話でまさか自分にふりかかってくるとは夢にも思ってませんでした。(100%自分のせいです。すみません)

普段から他の人と比べて、どこかがとんでもなく頭わるいことに気づいてたんですが、まさか免許失効するとは思ってもいませんでした。かなしみ。

さっそくインターネットで免許証失効した場合についてしらべてみると、失効日からどのくらい日付がたっているかによって対応が異なるようでした。

ネットでしらべてみると失効から6か月以内の場合は、講習を受けさえすれば免許を再度貰え、6か月を超え1年以内の場合仮免から、1年を超える場合普通に免許証を取得する時と同じく最初からというような扱いでした。

このまま失効させてしまうかどうか?

私の場合失効から6か月以上1年未満ということで今手続きをすれば仮免許証は貰えます。

18歳の時に免許証取得してうん十年、運転しても1年に1回、コロナの時代は4年くらい運転していない時期のある立派なペーパードライバーです。

正直、今の生活を続けていれば免許証は必要ありません。ただし車社会の地域出身のため、今後地元に帰って誰も運転してくれる人がいない時、とても困ったことになります。1年以上すぎてたらあきらめもつくのですが、かろうじて仮免は貰えます。

最初は免許証をこのまま失効してしまおうという気持ちだったのですが、時間がたつにつれて&一発試験の制度があるのを知って挑戦してみようという気持ちになりました。

一発試験か教習所に通うか?

仮免からの場合、本免用の学科試験と技能試験に合格する必要があります。このとき普通に一般的な公認の教習所に行くパターンと免許センターで警察官に審査されるいわゆる一発試験と呼ばれるものに挑戦して取得するパターンがあります。

普通に一般的な公認の自動車教習所に行く場合、指定された時間数の学科&技能の運転練習をして慣れ親しんだ教官に審査されながら運転試験を審査→免許センターに行き学科試験を受けて免許証発行という流れです。

一方で一発試験の場合、学科の授業は各自で勉強し、技能試験は路上練習を5日以上すると受験することができます。(路上練習する場合、仮免許練習中のプレートをつける必要がある、免許保有してから3年以上のものを助手席に乗せる必要がある、技能試験日に路上練習報告書を提出するというような条件があります。詳しくは免許失効して仮免発行手続きのときに免許センターの人が条件が書かれた紙とともに説明してくれるので、その説明に従ってください)

普通に教習所に通って仮免からやり直す場合、費用は約20万、新たに免許取得する場合と比べて約10万円程度しか変わりません。また、学科や技能練習で授業を取るのに必要な時間が決まっているので免許取得まで学校に通い続けるのに時間がかかります。ただし、試験は慣れ親しんだ教官であり採点もめちゃくちゃ厳しいわけではない(といわれている)ため、試験の合格率は一発試験よりも高いとみられています。言い方があまりよくないかもしれませんが、合格をお金で買うみたいな感じですね。

一方で免許センターで試験を受ける場合、試験費用3千円ちょい+特定(or取得時)講習(1万5000円~2万円くらい)+免許証交付費用2千円ちょいと約3万円以内で取得できます。技能試験を受けるために必要な路上練習を身近な人にお願いできるような環境の方であればかなり安く免許を取得できる可能性がある道です。

ただし、技能審査を現役の警察官という普段交通事故の事例などたくさん見てきた方々が審査するため試験のチェックポイントも厳しく、難易度の高い試験となります。試験も私の住む神奈川県は平日のみのため、平日に休みを取れるかといったような問題もあります。また、仮免の有効期限が6か月しかないので、有効期限が過ぎた場合仮免もなくなりまた一から免許を取得するのと同じ状況になります。

私の状況はというとペーパードライバー&よく遊ぶ友人にも自動車をもって運転する人がいない&会社員なので平日休みづらいという環境で普通に考えたらあきらかに一発試験向きではありません。また運転のセンスについても、18歳の時に免許を取得した際、教習所のみきわめでもう1回追加講習した方がいいね!といわれる&学科試験も1回落ちているということもありセンスのかけらもありません。

ネットで神奈川県の免許失効からの一発試験について体験談を読み漁っても、普段運転していた人やペーパードライバーだとしても一定期間運転していた時期がある方の体験談ばかりで、免許取得した瞬間からペーパー歴の方の体験談はみつかりません…

これは、、、一発試験、、、無理じゃない??と思ったのですが、なんと神奈川県の免許センターの近くには非公認用の一発試験専用の教習所がある!ということを知りました。初めて免許取得する人でもこの教習所に通って免許取得する人もいるらしい。

初めて免許取得する人でも一発試験に合格する可能性あるならペーパードライバーの自分も頑張ったらいけるかもしれない!ということでこれを利用して一発試験に挑戦することにしました。

この一発試験専用の教習所では、路上5時間分と特定講習がセットになったセットプランというものがあり、私が利用した際は52800円で受講できるプランがありました。このセットプランを使うと一番最短時間で取得できた場合の免許取得費用はセットプラン料金(52800円)+試験代3千円ちょい+免許交付料金2千円ちょいと約6万円で取得できます。さらに社会人にとって時間をかけてやりたくないであろう学科の勉強も各自でやるスタイルなので時間の融通が利きます。

技能試験に6か月以内に合格できる自信は全然ありませんが、自分の状況を考えた時に学科の勉強よりも技能に関してより練習を積んだ方がよいと考えたため、少し無謀ではありますが一発試験に挑戦することにしました。(一発試験は10回受けたとしても試験料金は+35000円です。また私が行った教習所では1時間教習を追加するのに+5700円追加でかかります。試験に10回受け続ける+教習5時間追加したとしても+6万くらいなので安さの面でもメリットがあります)

また、1から教習所に通って免許をとる方法は昔やったことがあるので、どうせならやったことのない一発試験というものを受けてみたいな?という気持ちがありました。免許とれるかどうかわかりませんがどちらにしてもよい経験になります…(警察署の人や免許センターの人には余計な仕事を増やしやがってと怒られそうですが)

失効手続きの持ち物準備

運転免許証失効手続きに行く際に、私の場合顔写真、住民票、失効した免許証を持って行く必要がありました。

免許証失効の手続きと6か月以上1年未満の場合の仮免発行に必要な手続きのための必要書類は以下のリンクからご確認ください。

>>免許証失効手続き(神奈川県)

>>仮免発行の手続き(神奈川県)

顔写真は免許センターに自動写真撮影機が数台ありそれを利用するとして、住民票を持って行く必要があります。私は失効手続きとともに午後に学科試験を受けようとしていたため住民票を全部で2枚用意して持って行きました。(ネットで失効した免許証を免許証センターにもっていくのを忘れたうっかり体験も読んだので行く方は気を付けてください)

失効手続きは平日の午前中と午後の2回受付を行っています。午前中に失効手続きをして、上手くいけば午後に学科試験も受ければ平日に二俣川免許センターに行く回数を減らせるんじゃない?ということで失効手続き前に学科の勉強を始めました。(結果的にこの日に学科試験を合格することができ、二俣川に行く回数を減らせた&仮免受取後は路上練習だけに集中して取り組むことができたのでよかったです。また、路上練習1回目からある程度の学科的知識を持った状態で運転できたので運転上の教官のアドバイスも頭に入ってきやすくなりました)

学科試験の時に勉強で使った動画&アプリ

学科試験の勉強については無料のアプリとYoutube動画を使って勉強しました。

無料のアプリはtwitter検索とか他の人のブログとかで紹介されていた以下のものを利用

運転免許 普通自動車免許 学科試験問題集
運転免許 普通自動車免許 学科試験問題集
開発元:Trips LLC
無料
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問題を解き終わった後によくわからなかった問題や間違った問題にたいしてチェックを付ける場所が画面右上にあるので効率よく自分の弱点を減らしながら学習できました。

また、何回もまちがったりよく分からなかった問題についてはyoutubeでその単語を検索して根本的な意味から理解するようにしました。

他の方の体験談でアプリをやってれば楽勝という感想を比較的多くみましたが、個人の実感としてはアプリだけではすこし物足りないな…という感じでした。(アプリをやりこんでチェック数を0にして試験にいどんだものの、二輪問題や中型・大型の運転する人の問題が出てよくわからないな…と思いながら解いた問題が13問くらいありました)

私が受けた日限定かもしれませんが、神奈川県は二輪の問題が体感的に全体の30%くらい出たので学科試験を受ける方は二輪問題も手を抜かずに学習することをおすすめします。

また、ぜったい落としてはいけないといわれているイラスト問題も間違えてしまいました。

以下のYoutubeのイラスト問題が自分が受けたのと似たような(ほぼ同じ)ものがあったので神奈川で受験する方を見ておくといいかもしれません。

↓自分は以下のYOUTUBEの問題のQ6の2つ目をめちゃくちゃまよって答えた末に間違えてました

二輪の問題はあんまり自分がまよった問題はyoutubeでみつけられませんでした…

普段二輪に乗っている方は迷わないような問題ですが、二輪乗らない方は二輪についても結構でたよーということを心にとどめておいてください。

長くなりそうなのでとりあえず結論だけ書いておきます

1記事で免許再取得の道のりまでを書こうと思ったのですが、書き出したら全然進まない…どうしよう…

全部の記事を書くのは亀の歩みとなると思いますので、とりあえず結論から書きますと、ペーパードライバーでも学科と技能1回で試験をとることができました。

一発試験を受けた感想としては確かに運転審査を厳格にチェックされるなという印象でしたが、合格するかどうかは運転がうまいかどうかは関係ないなという印象でした。

私が技能試験を受けた際に同上した方の中で私が一番運転慣れしておらず、スムーズな発信や交差点で次いけるかの判断、進路変更や坂道発進の滑らかさ、バックでの構内課題(方向変換)など操作の面では私が一番下手でした。

合格率も私が受けた日は50%くらいと、普通の教習所とくらべたら低いなと感じました。しかし、免許試験は減点方式であり、運転の上手さによって加点要素はありません。

確認すべき場所はしっかり確認するなど減点要素を積み重ねない、歩行者や一時停止を見落とさないといった一発アウトとなるようなことをしなければ決して巷でいわれるような難攻不落の難易度ではないなと感じました。

今度別の記事で書こうと思いますが、技能試験を難しくしている原因は緊張ややるべきことが多くあることによって注意散漫になり見落としが発生するといったようなことが大きな比率を占めているなと感じました。(これは私が受けた日に限っての感想です)

個人的に一発試験を受けた感想としては、準備せずに受けたら確実に落ちるなと感じましたし、私が受けた日は危険な歩行者と出くわしたりしなかったのでたまたまラッキーだったのかもしれません。それなりに緊張やプレッシャーもかかりますし、必ずしも万人に一発試験をお勧めするようなことはできません。

しかし、緊張した状態でも確認をちゃんとするといったようなことができていれば、ペーパードライバーでも受かる可能性はあるということをお伝えしたいです。(実際に私も減点項目にないようなミスは試験中にたくさんしました。また、試験中に、あ、今減点されたかもな…と思うような瞬間が結構ありました。大事なのは、致命的な事故につながるような見落としや危険運転をしないということです)

長々と書いてしまいましたが、もし、この記事を見て一発試験を受けようか迷っている方の参考になれば幸いです。