ロットネスト島はパースから船でアクセスできるマリンブルーの海と、クォッカが生息する島です。

美しい海の景色、笑顔に見える小動物、うっすらピンク色に見える塩湖など日本ではなかなか見ることができない景色を堪能できる島です。

ロットネスト島のビーチ

ロットネスト島へはフリーマントル発が便利!

ロットネスト島へ行くフェリーは出発場所がいくつかありますが、旅行の際にアクセスしやすいのはパース中心地またはフリーマントルからの便です。

パース中心地から出る便はベル塔近くのバラックストリート桟橋発で、船に乗れば直接ロットネスト島まで着くので便利です。また、スワン川リバーの景色を眺めながらのクルーズが可能です。一方で、乗船時間が長い、フェリーの料金が高い、1日の運行本数が約1本程度となっているため、少し使いづらい部分もあります。

フリーマントルから出発する便は、乗船時間が短い、フェリーの料金が安い、1日の運行本数が多いのがメリットです。一方で、フリーマントルはパース駅から電車で約30分の場所にあるので、パース中心地からの場合、電車から船に乗り換える必要があります。

乗り換えの時間なども含めると、パースからロットネスト島に行くまでの総時間はパース発とフリーマントル発そこまで大きな違いはないと思います。

私の場合は、乗り物酔いし易いので船の乗船時間が短く、時間の選択肢も多いフリーマントル発の便を利用しました。

フリーマントル発の場合

フリーマントル発はフリーマントル駅から徒歩5分の距離にあるビクトリアキー(Victoria Quay)から船に乗船します。パース駅からフリーマントル駅までは電車で約30分で、電車賃は約5$(2 Zone分)かかります。

Rottnest ExpressとSeaLinkの2つの会社です。どちらの会社も料金にあまり差がないので、出発の時間で都合がよい時間帯の会社を選ぶとよいでしょう。

↑フリーマントルでのフェリーチケット売場(チケット購入時パスポートの提示をもとめられました)

Rottnest Expressの場合

フリーマントル B Shed発

料金:大人 78$~ (往復料金+入島料含む)、子ども39$~

乗船時間:約30分

Rottnest Expressの時刻表の一例(季節によって変動します)

フリーマントル→ロットネスト

出発時間: 7:30, 8:30, 9:30, 10:00, 10:45, 11:30, 16:00

ロットネスト→フリーマントル

出発時間: 8:30, 10:30, 11:00, 14:30, 16:30, 17:00, 17:30, 18:30

>>Rottnest Express公式HPで時刻表をみる

Sealinkの場合

フリーマントルO’Connor Landing発

料金:大人 79$(往復料金+入島料含む)(月~金朝7:00にフリーマントルを出発する便は特別料金で安くなり55$になります)、子ども41$~

Sealinkの時刻表の一例(季節によって変動します)

フリーマントル→ロットネスト

出発時間: 7:00, 8:00, 9:00, 10:00, 11:00, 13:15, 15:00, 16:00, 17:00

ロットネスト→フリーマントル

出発時間: 8:00, 9:00, 10:00, 10:30, 12:00, 14:30, 16:00, 17:00, 18:00

>>Sealink公式HPで時刻表をみる

船のチケットは乗船前にチケットブースで購入可能です。私も当日券を買って乗船しましたが、購入時にパスポートの提示が求められたのでパスポートの持参を忘れないようにしてください。

〇フリーマントル駅からロットネスト島行き船のりば

パース

パース発の場合、エリザベスキー(Elizabeth Quay)にある、バラックストリート桟橋(BARRACK STREET JETTY)から船に乗船します。SealinkとRottnest Expressの2つの会社が運行しており、どちらの会社を利用しても乗船時間90分、料金は大人119$~、子ども62$~となります(往復料金+入島料含む)。

乗船時間は90分です。

運行本数は季節によって変わりますが、1日約1~2本となっています。

Rottnest Express:朝8時台~9時台に出発し夕方4時~5時台にロットネスト島を出る便を運航

>>Rottnest Express公式HPで時刻表をみる

Sealink:朝8時台に出発し、夕方4時台にロットネスト島を出る便を運航

>>Sealink公式HPで時刻表をみる

〇パースでのロットネスト島行き船のりば&チケットブース

★スワン川から水上飛行機で行くプランも

スワン川から水上飛行機でロットネスト島に行くプランもあります。20分でパース-ロットネスト島を移動でき、帰りのフリーマントルまでの片道フェリー、ロットネスト島を上空から8の字飛行しながら眺められる体験もついて大人一人234$~で楽しめます。(季節により価格は変動します。)

>>スワン側水上飛行プランをみる

オンライン予約&クーポン割引

フェリーの料金は大人の場合8000円~と少し高価ですが、空港やフリーマントル刑務所などの観光情報コーナーで配られているHello Perthというガイドブックにオンラインで予約できる15%引きクーポンコードがついています。

ロットネスト島のクーポンコードがついているガイドブック

また、フェリー会社のホームページを見ると家族割や朝7:00の特定の時間に出発する便の場合、7日間以上前からの予約で適用できる15%割引などあります。

>>Rottnest Expressの料金ページをみる

>>Sealinkの料金ページをみる

>>Sealinkのスペシャルオファー料金ページをみる

※ロットネスト島について調べていたら、インターネット上にマップとクーポンコードが乗っているpdfをみつけました。2019年のものっぽいので今も使えるかわかりませんが、インターネットでチケット予約する際にコード入力してみて試してみるのもありだと思います。(ロットネストエクスプレスのクーポンコードは私が旅した2024年と変わってなかったです)

>>ロットネスト島のクーポン&地図をみる

ロットネスト島に持って行くといいもの

ロットネスト島に行く際に持って行くとよいものは次のようなものです。

  • ウェットティッシュ
  • 帽子
  • 日焼け止め
  • 酔い止め

〇水

ロットネスト島は日陰がないところも多く、途中の給水ポイントも限られています。島の中を散策すると喉が渇くので、出発前に島内にあるスーパーなどで十分な水の確保をおすすめします。

〇ウェットティッシュ

汗をかいたり、汚れを落としたい時、途中でご飯を食べる時などに活躍します。オーストラリアにもウェットティッシュはありすが、香りが強いものなどもあるため日本から使いなれているものを持って行くとよいでしょう。

〇帽子

日差しの強いパースでは必須のアイテム。私は帽子を持って行くのを忘れたので、ロットネスト島内のスーパーの中で売っていた帽子を購入しました。若干高かったのですが”Rottnest Island”のロゴマークがついていて旅の思い出にはなったかな?

〇日焼けどめ

オーストラリアの日差しは強烈です。日焼けした後ちょっとピリピリした感じあるじゃないですか?あれを手の平で感じる程度には強烈でした。いまだかつて手のひらで日焼けを感じたことなかったのでびびりました。普段日焼け止め塗らないよーという方もできれば日焼け止めを持って行くことをおすすめします。個人的に好きなのは、伸びが良くて、顔も体も気軽に使えるNIVEAのやつです。

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あと、日焼け止めを手で塗りなおすことに抵抗があるタイプなのですが、このスティックを持って行くと手を使わずにこまめに日焼け止めを塗りなおせたので便利でした。

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〇酔い止め

ロットネスト島はインド洋に浮かぶ島です。外洋にでるので船がとんでもなく揺れます。のりもの酔いするタイプの人は酔い止めを飲んでおくとよいでしょう。私は、沖縄の離島に行くときに調べて買っておいた船乗りご用達のやつを持っていきました。薬の見た目が面白いのと(薬の中にディッピンドッツがつまってる感じでちょっとかわいい、コナン君が6歳児にさせられたアポトキシンなんとかっていう薬を飲んでる気分になる)、1日1回飲むだけで効果が持続するので楽です。

ロットネスト島では何ができる?

ロットネスト島、行くまではただのクォッカがみれるだけの島だと思ってたんですが、行ってみたら海はきれいだし、植物や景色も日本ではなかなかみれない景色が多く行ってよかったなという気持ちになりました。

パースの観光地を調べると絶対的に推されていて謎の義務感で行ったのですが、意外と行くと楽しかったです

ロットネスト島でできることについていくつか紹介したいと思います。

〇クォッカがみれる

ロットネスト島のアイドルの笑っているように見える小動物です。日陰とかスーパーの近くとかいたるところに出現します。個人的にはクォッカは実物みると子犬サイズのネズミ……って感じでそこまでかわいいとは感じませんでしたが…写真でみるとかわいい!

〇きれいな海がみれる

沖縄みたいな薄い水色のビーチが見れます。冬シーズン(オーストラリアの夏)に行くと、水色のビーチに船がたくさん浮かんでいる様子が見れて海外の富豪の遊びを眺めている気分になれます。

〇島内をサイクリングできる

島内をサイクリングして自然を満喫しながら散策できます。私は疲れることはしたくないのでバスで島内をまわりましたが、探索がすきなひとにはおすすめです。

〇塩湖がみれる

日本では塩湖を見れる機会はあまりないと思いますが、ロットネスト島には塩湖がいくつかあり、うっすらとピンク色になっている塩湖や波うち際から塩の結晶になっていっている様子は見たことがなく、とても面白かったです。

〇岩の上でくつろぐオットセイがみれる

島の端の方に行くと、望遠鏡がある岩礁があり、岩の上でくつろぐオットセイがみれます。うっすらオットセイって感じでしたが、南半球でオットセイをみているということになぜかテンションがあがりました。

真近でみたいという方は、船会社がやっているツアーに参加すると野生のオットセイをみることができると思います。

https://rottnestexpress.com.au/experiences/island-tours/adventure-boat-tou

〇ビーチでのんびり

ロットネスト島ではいろいろな綺麗なビーチがあります。フリーマントルマーケットやロットネスト島内のスーパーで買っていった軽食を食べながらぼーっと海を眺める時間はとても贅沢でリフレッシュできる体験です。