パース空港(Perth Airport)から市内に電車で移動する方法について紹介します。

パース空港には4つのターミナルがありますが、全日空(ANA)やジェットスター、バージンオーストラリア、シンガポール航空等の国際線が入っているTerminal 1には電車の駅があり、この電車を使って市内まで移動することができます。

パース第1ターミナルから市内への向かう際の駅の場所

パース市内に移動できる駅は、まず空港の外に出て連絡通路を使って駅まで移動します。

①第1ターミナルは以下の写真のように案内板があるので、到着したら案内板に従ってまず空港の外にでます。

パース空港移動の案内板

②外にでると空中でつながった連絡通路のようなものが見えるのでその方向に向かって歩き、エレベーターを使って連絡通路を歩きます。

パース空港駅へのアクセス

(パース空港はそこまで大きくないので外にでるとすぐに連絡通路が見えると思います)

③連絡通路の動くエスカレーターを使って少し歩くと、パース空港駅に到着します。

パース空港の連絡通路
パース空港駅

電車での移動料金と時間

パース空港から市内中心地のPerth駅までの移動時間は約18分です。

料金は大人5.1ドル、4歳以下は無料、5歳~14歳まではコンセッション料金(concession fares)となり2.3ドルとなります。

パースのチケット料金はZone制となっています。パース市内を中心とした円で9つのゾーンに区切られており、通貨するゾーンの数によってチケットの料金が変わります。

パースの電車の料金体制について

1Zone移動した場合、料金は大人3.4ドルとなります。2024年2月現在、Transperthは2Zone制(The two-zone fare cap)を採用しており、3ゾーン以上移動した場合も最大2ゾーンまでの料金しかかかりません。

パース電車のチケットの買い方と乗り方

チケットはクレジットカードを利用できるので現地通貨を持っていなくても購入可能です。

券売機でのチケットの買い方について説明します。

①チケットの種類を選ぶ

大人チケットの場合”STANDARD”を選択します。

パースの電車の切符は大人と子供で料金が分かれる

②目的地を選ぶ

目的地までが何Zoneになるかわからない場合、”Search”を選択し駅名を入力します(パース駅の表示はPerth Stn(Stnはstationの略)となります)。

パース駅まで行く場合2 Zoneとなるので”2 TO 4 ZONES”を選択します。

パースの切符の買い方

③料金を支払う

料金はクレジットカード(VISA,Master)や現金で支払い可能です。

パースの電車の切符はクレジットで購入可能

④チケットを受け取る

支払いが終わってしばらくたつと、チケットが印刷されるのでチケットをうけとります。(私は最初レシートをチケットと勘違いして改札通ろうとして駅員さんに教えてもらったので気を付けてください。)

下の写真の小さい紙の方がチケットとなります。

パースの電車のチケット

スマートライダーを利用する場合

PerthにはSmartRiderと呼ばれる日本でいうSuicaのようなものがあります。

乗車料金が10%割引があったり、日曜日はSmartRiderを使って乗車すると無料になるといった特典があります。

ただし、20ドルで購入でき、そのうち10ドルは運賃ですが、残りの10ドルはカードの料金となり返金されません。また、最低のチャージ額は10ドルからとなっています(手動チャージの場合)。

切符を買う時に券売機の操作がいちいち面倒に感じる方などはこのカードを利用するのもよいと思います。(私は今回は利用しませんでしたが、旅行を終えてみると買っておけばよかったなーと思っています。(パースのバスに乗った時に毎回チケット買うのが面倒だった&バスはおつりが出ないので現金をくずす必要がある等)。

Perth空港でSmartRiderを購入したい場合第1ターミナルground floor(日本で1階フロア)にある”Smarte Carte”で購入することができます。

>>Smarte Carteの場所をみる

エアポート線の停車駅

パース空港からの空港線の停車駅は次のようになっています。

パース空港の電車の停車駅